ドル建て不動産

中古マンション成約単価
円建て▲0.8%、ドル建てなら▲10.9%

首都圏中古マンションの6月の成約㎡単価は82.64万円で、前年同月比▲0.8%とほぼ横ばいに戻した(前月比+2.3%)。ドル建て(月中平均160.69円で換算)では▲10.9%と下げは一段深い。一方、売出し中の在庫㎡単価は上昇が続き前年比+28.6%、成約との乖離が広がっている。

ドル建て不動産為替で読み直す日本の不動産

2026年6月度|首都圏中古マンション(東日本レインズ 7月10日公表)

成約㎡単価(円建て)
82.64万円
前年同月比 ▲0.8%
成約㎡単価(ドル建て)
5,143ドル
前年同月比 ▲10.9%
在庫㎡単価(売出し中・円建て)
116.54万円
前年同月比 +28.6%
首都圏中古マンション ㎡単価の推移(成約と在庫=売出し中、2024年6月=100)
10011012013014015016024/624/1025/225/625/1026/226/6在庫・円建て 163.1在庫・ドル建て 160.2成約・円建て 106.0成約・ドル建て 104.1
実線=成約、破線=在庫(売出し中)。期間は東日本レインズ「月例マーケットウォッチ」掲載グラフと同じ2024年6月〜2026年6月。ドル建て=各月のドル円月中平均(IMF)で換算。
ドル円平均成約(円建て)成約(ドル建て)在庫(円建て)在庫(ドル建て)
2026年3月158.64円86.34万円5,443ドル110.08万円6,939ドル
2026年4月159.28円85.93万円5,395ドル112.69万円7,075ドル
2026年5月158.31円80.78万円5,103ドル114.40万円7,226ドル
2026年6月160.69円82.64万円5,143ドル116.54万円7,252ドル

売出しと成約の乖離が拡大

在庫(売出し中)の㎡単価はこの2年で71.46万円から116.54万円へ63.1%上昇した。一方、成約は77.95万円から82.64万円へ6.0%の上昇にとどまる。売り手の希望価格と成約水準の差が広がっている。

ドル建て成約単価はピークから11.7%安

ドル建ての成約単価は、円高が進んだ2025年5〜7月に5,800ドル台まで上昇した後、円安への反転とともに低下し、直近ピークの2025年7月から11.7%下落した。成約価格の総額は平均5,208万円、ドル建てでは32.4万ドルと1年前から10.1%下がった。

出典

出典:東日本レインズ「月例マーケットウォッチ」(首都圏中古マンション、成約・在庫)/ドル円は各月の月中平均レート(IMF)。

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