ドル建て不動産

中古マンション成約単価
円建て▲3.9%、ドル建てなら▲12.1%

首都圏中古マンションの5月の成約㎡単価は80.78万円となり、2020年4月以来73ヶ月ぶりに前年同月を下回った。ドル建て(月中平均158.31円で換算)では▲12.1%と下げは一段深い。一方、売出し中の在庫㎡単価は上昇が続き、成約との乖離が広がっている。

ドル建て不動産為替で読み直す日本の不動産

2026年5月度|首都圏中古マンション(東日本レインズ 6月10日公表)

成約㎡単価(円建て)
80.78万円
前年同月比 ▲3.9%
成約㎡単価(ドル建て)
5,103ドル
前年同月比 ▲12.1%
在庫㎡単価(売出し中・円建て)
114.40万円
前年同月比 +28.8%
首都圏中古マンション ㎡単価の推移(成約と在庫=売出し中、2024年5月=100)
10011012013014015016024/524/925/125/525/926/126/5在庫・円建て 159.4在庫・ドル建て 157.2成約・円建て 105.9成約・ドル建て 104.4
実線=成約、破線=在庫(売出し中)。期間は東日本レインズ「月例マーケットウォッチ」掲載グラフと同じ2024年5月〜2026年5月。ドル建て=各月のドル円月中平均(IMF)で換算。
ドル円平均成約(円建て)成約(ドル建て)在庫(円建て)在庫(ドル建て)
2026年2月155.18円85.61万円5,517ドル106.60万円6,869ドル
2026年3月158.64円86.34万円5,443ドル110.08万円6,939ドル
2026年4月159.28円85.93万円5,395ドル112.69万円7,075ドル
2026年5月158.31円80.78万円5,103ドル114.40万円7,226ドル

売出しと成約の乖離が拡大

在庫(売出し中)の㎡単価はこの2年で71.78万円から114.40万円へ59.4%上昇した。一方、成約は76.30万円から80.78万円へ5.9%の上昇にとどまり、5月は下落に転じた。売り手の希望価格と成約水準の差が広がっている。

ドル建て成約単価はピークから12.4%安

ドル建ての成約単価は、円高が進んだ2025年4〜7月に5,800ドル台まで上昇した後、円安への反転とともに低下し、直近ピークの2025年7月から12.4%下落した。成約価格の総額は平均5,067万円、ドル建てでは32.0万ドルと1年前から12.7%下がった。

出典

出典:東日本レインズ「月例マーケットウォッチ」(首都圏中古マンション、成約・在庫)/ドル円は各月の月中平均レート(IMF)。

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